今日の記事をお伝えしていく前に、前回の記事は見ていただけましたか?
前回は、雪山とオフトレ施設の違いについてご説明してきました。
こちらはそれぞれで何を意識して滑って行けばいいのかについてご説明していますので、ご覧いただけると幸いです。
そして今日は、
100%の覚悟を持って行動していくうえで意識すべきことをお教えしていきたいと思います。
この原理を実際に今までの経験から照らし合わせて、
確かに!!
と思ってもらうことで、あなた自身でどうしたら100%力を入れてスノーボードに臨めるのかを考えられるようになるのではないかな、と思います。
そうすれば圧倒的な速度での上達も可能ですし、確信をもって道を突き進んでいくことができるでしょう。
中途半端ほど意味のないものはない
何事にも言えることですが、
中途半端な気持ちで何かをやるのって、とにかく辛い。
たとえそれが99%だとしても、です。
例えば、会社や友人にこれ頼まれたけど、尊敬してない人だし、実際そんな仲良くないし、なんでやってるかもわからなくなってしまって
やる気起きないわ…
って時って気持ち的に辛くなりますよね。
僕も何度もそういう経験があります。
例えば、僕は小学生までピアノをやっていました。
でもピアノをやっていた理由は、物心もない頃に好きだった子がピアノ始めるからってことでやりたいと小さい頃のワガママとして言いだしただけで、
僕が引っ越してその子とお別れして、物心ついて気付いたのは、別にピアノ好きじゃないな、ってことでした。
むしろ、なんでピアノやってるんだろう、俺。
みたいな状態でした(笑)
だから別に小学校とかに入学したらやる気はないし、毎日のピアノのレッスンがあることが辛かったのを覚えています。
受験勉強でもそうでした。
中学受験をしていたころはなんで勉強しなきゃいけないのかも分からず、ただ生半可な理由で、当時の自分は他人の目を気にして
もっと勉強できるようにならなきゃ!
と思っていたから始めただけで、勉強も私立の中学に入学することへの憧れもなんもなかった。
それなのにやると言った手前、自分の意志とは裏腹に親の半分脅迫観念的に勉強しろ、と言われ続け、かなりつらかった経験があります。
多分、あなたも何かでそういった経験はしてきているのではないでしょうか。
そう。
目的もなく中途半端にやっていると何事も気持ちが盛り上がらないし、上手くいかないんです。
プロの高いレベルでも陥ってしまうこと
プロスポーツ選手や高いレベルでスポーツをする選手は、特にそういった目的をちゃんと持って行動することにおいてすごく長けている(どの大会で優勝するためにこういった道筋を辿って練習しよう、とか)ので素晴らしいとは思いますが、
それでも、プロスポーツ選手で陥ってしまうのは、
目的が感じられなくなって、少しでも迷いが感じられるとスポーツが途端に楽しくなくなったり、
ベテランになって、できること、高いレベルでプレーできなくなり、目標をなくしてしまってやめたいと思うようになったとか、
何のためにやってるのかわからなくなった
とかいう人はいると思います。
ミュージシャンとかでも、
プロデュースされてファンが増えていくにつれ、事務所にお願いされてドラマやCMなど、自分の作りたい曲とは違う曲を作らされたりすると、
たとえ売れても嬉しくなくて、自分の本当にやりたいことができなくなっている
と思うようになってしまう。
そうすると、バンド内で亀裂が走ったり、事務所と喧嘩して違う方向に行ったり。
そういったことが出てきてしまいます。
100%自分の気持ちにまっすぐになって取り組めないと、ただただ辛いだけなんです。
誰かにやらされて、とか、目指してる目標が見えないとか、目標へのステップが明確になっていないとか。
この話って、以前お話した、モチベーションの話にも繋がってきますよね。
この記事に書いてあるように、実際に自分が納得いくように目標を設定すれば、モチベーションに左右されることも減りますし、ちゃんと100%の状態で行動できるようになるんです。
挫折や失敗は100%を作り出すための力になる
99%を100%にすること。
99%とか、50%とか、中途半端な覚悟や目的で続けるのは本当に辛いです。
100%の気持ちで取り組めるような強い思いとか、大きな挫折とか、
そういった気持ちを持っている人はしっかりと明確な目的や目標ができやすいので、
ブレない。
とにかくやる。
言われたことを100%の気持ちで実践しようとする意識を持っている人が多いんですよね。
挫折を負った人間は成長できるんだと言われるのも、それが理由です。
僕もスノーボードで大きな怪我をして、その当時の経験や、その挫折を乗り越えられた感謝から
多くの人にスノーボードで
正しいジャンプの仕方を
知ってもらいたい。
次はレッスン事業を日本中に
展開していきたい。
スノーボード人口が増えて、
スノーボード業界全体が潤うような
施策をたくさん打っていきたい。
そんな思いが芽生えたからこそ、僕はプロやメーカーと対等な立場を持てるようになるためにスノーボードのスキルをつけたいとも思いますし、
経営の実践や、成功者の考え方、プロスノーボーダーからの教えを日々学んでいます。
強い目的や大きな目標があるからこそ、行動の原動力になって変なことに迷うことなく行動し、実践できるのです。
終わりに
いかがでしたか?
今日お伝えしてきたことは、
スノーボードはもちろんそうだし、あらゆることに通じることだと思います。
何か大きな目標を抱えている人は、99%以下の覚悟でやっていないか、中途半端な思いを持ってやっていないかを常に考えながら、行動してみてください。
99%で行動するのはつらいけど、100%は楽。
目的なく中途半端に行動すると絶対に上手くいかない。
シーズンが終わって
燃焼してしまった
なかなか身体が
スノーボードに向かない…。
何やっても近頃やりきれないなー
こんな言葉に心当たりがある方は、
今取り組んでいることについて一度、
本来の目的って
何だったのかな?
と見つめなおして、再び歩みだしてみることをまずやってみましょう。