はじめまして！プロスノーボーダーの濱口です。まずは、こちらの動画をご覧ください。 1つ目の動画は、大学1年の冬の僕。 2つ目の動画が数年たった今の僕の姿です。 別人じゃありません。 どちらも僕です。 まずはどうやってここまで上達したのかをお話しようと思います。

スノーボードはとても楽しいスポーツで、最高の趣味だと思います。でも、少なからずこんな不満や物足りなさを感じますよね？

そうなると、ネットでキッカーのレッスン動画を見たり、雑誌や本でいろいろと勉強をすると思います。

ただ、ひとつ必ず伝えておきたいのは独学でキッカーに挑戦すること程怖いことは無いということです。

みなさんもご存知の通りスノーボードは、ゲレンデで毎日のように骨折や靭帯断裂で救急車に運ばれる人がいるほどとても危険なスポーツでもあります。

もちろん、私も数え切れないほど多くの怪我を負いました。中でも前十字靭帯の断裂はスノーボード人生が終わるかもしれない程の怪我です。

では何故、これほど怪我をしてしまうのか。

それは、見よう見まねの独学で滑っているからです。私が大怪我を負ったのも偶然ではなく当然の結果であり、今まで独学で身につけたことが形になっただけでした。

今思えば、「これだけは知っておかないと不味い」「ここだけは絶対におさえておこう」という基本、本質的なことが、ほぼ全てのスノーボーダーに備わっていないと感じます。

ここでは技術や理論をお教えしますが、そもそもの根底には「スノーボードを楽しんで欲しい！」というモットーがあります。そのためには、独学ではなく全てのスノーボーダーが知るべき基本の理論を知り、安全に楽しくキッカーで飛んで欲しいと思います。

逆に、これからお伝えする本質的な部分が分からないままキッカーを飛び続ければ、どんなに練習しても技の精度が上がらず、着地が安定せず、無理をした結果、人生を狂わせるほどの大怪我を負ってしまう可能性もあります。

みなさんにはそうなって欲しくはありません。頭に響く靭帯の切れた「ブチッ！！」という音と、気を失いそうになる程の激痛・・・。

そういった怪我でスノーボードを辞めていった仲間が私には何人もいます。

そんな悲しい未来ではなく、技を決めたときの「初めて自転車に乗れたときのような」嬉しさや達成感を味わってもらいたいです。

きっと、キッカーでトリックを次々と決めるあなたを見て、友達や周りの他のスノーボーダーは羨ましく思い憧れるでしょう。

友達からは「すげえ！！」と言われ、女の子たちからは「すごい！かっこいいですね！」と言われちゃうこと間違いなしです（笑）