昨日の記事は見ていただけたでしょうか。
2月3月と行ってきたHakuba47でのレッスンを通し、僕が強く肝に銘じたこと、感じたこと、読者さんへの思いをここで綴っています。
ぜひ読んでくださいね!
さて今日は、僕が白馬で籠ってあらためて感じたこと、確信したことについてお話していきたいと思います。
今日は、Hakuba47に籠っていた時に行われた大会、
『COWDAY』
を通して気づけたことについて書きます。
これを知っていくと、いかにこのブログに書いてある内容が、どれだけ価値ある情報が書かれているのかがわかる記事になりますので、
もしかしたら、僕のブログを見て、
本当に上手くなれるのだろうか。
そう、疑っている人がいるもしれませんが、その不安を皆無にして、むしろ全身全霊を注いで僕がお教えしている理論を学んでいっていただければと思います。
COWDAYとは
COWDAYをご存じない方のために、すごくわかりやすく説明させていただくと、COWDAYとは、
現在日本で行われている大会の中で、
最も出場選手のレベルが高い、
日本一の大会
のこと。
日本のスロープスタイルのトップライダーたちが出場するこの大会。
昔はTOYOTA BIG AIRやX-TRAIL JAMなど、日本でも海外のライダーが集結するほどの大会が昔は行われていたが、そういった大会も減り、日本で行われる大会もどんどん減っていってしまった。
そんな中、HYWODの岡本圭司君が
『日本でトップのライダーが本気で鎬を削れる大会を開催したい』
そんな思いで圭司君やスタッフ、ディガーたちで作り上げ、Hakuba47で始まった大会。
もちろん、2015年の第一回には圭司君本人も出場する予定だったが、怪我により出場できなくなってしまった。
でも、そこで行われる大会は、すさまじいほどの熱気を毎年見せていて、実際に日本で最大の大会を毎年提供するようになった。
昨年XGAMEを制し、この大会では2連覇していて日本では右に出るものがいないと言われる男
角野友基
をはじめ、名前を上げたらキリがないが、
(もはやほとんどの有名なスロープスタイル選手が出てるから)
10代で世界でも活躍し続ける若手選手たちや
日本のスノーボード界で一時代を築き上げてきたベテラン選手たちが2日間にわたる大会を行い、本気でぶつかり合う大会なのだ。
日本最大級と呼ばれる20mのキッカーを飛び、競うこの大会は、今後も名実ともに日本最大の大会と呼ばれ続けるだろう。
10代の若手がベテランを出し抜く大会模様に
実際に僕も1日目の予選の方から見てきて、実際に裏で結果も見てきていたわけだが、高校生とか、大学生とか、それくらいの年齢の選手たちばかりが大会で勝ち進んでいく。
そんな試合模様になっていた。
25日本戦はの日は特にそれが顕著だったように思う。
そこには多くのベテラン選手も招待されていて、
HYWODの重戦車『田中陽』や、元HYWODで國母和宏が発足したSTOMPでも大いに活躍したフリースタイルライダー、上村好太朗らは予選でクラッシュし、敗退してしまった。
招待選手で残ったのは、角野友基(20)、稲村樹(22)、脇田壮希(17)のみ。
予選から上がってきた若手のライダーたちや、今シーズン世界で女性で3人目となるバックサイドダブルコーク1080をメイクした、本選唯一勝ち上がってきた村瀬心椛(なんと12歳)が、数々の名の知れた有名選手を押しのけてどんどん勝ち上がっていった。
ファイナル(ベスト8)に残ったのは、なんと石田貴博と角野友基、稲村樹を除き、全員が10代だったのだ。
痛感した、『阪西翔』の理論のすごさ
僕の師匠でもある、阪西翔君。
10年も前に当時日本に一つしかなかったKINGSである神戸KINGS。
そこで彼が研究し続けた、理論。
現在日本の王者、世界の王者として君臨する角野友基も、彼から学んだ。
今では数々のKIDSに継承され、今に至る。
果たして、彼が育てた選手がこの8人の中に何人いただろうか。
なんと、
8人中5人
も残っていたのだ。
(小布施KINGS、富山KINGSなどでいつも一緒に滑っているという石田貴博君も入れたら、6人になる)
稲村 樹 vs 脇田壮希
神宮寺 海人 vs 相澤 亮
脇 八尋 vs 大久保 勇利
石田貴博 vs 角野友基
ベスト8はノックダウンで、対戦カードがこうなったのだが、
勝利してスーパーファイナル(ベスト4)に進出したのは、
脇田壮希
相澤 亮
大久保 勇利
角野友基
この4人だった。
さらにこの4人は決勝で日本で片手で数えられるほどしかメイクできない1440°をなんと3人が立ち、
おそらく日本の大会で成功したのが初めてといってもいい1620°を角野友基が
「最後の1本」
で完全なメイクをして、完全勝利を収めた。
僕は純粋に選手たちのドラマチックな戦いを見て、初めてスノーボードの大会を見ていろんな感情がこみあげてきて感動して涙しそうになった。
正直ここだけではこの大会の模様は伝わらないので、Youtubeに中継動画があるので絶対に見て欲しいのだが、
中にはファイナルまで勝ち進み、3位になった脇田壮希なんかは、その前のファイナルで繰り出したCAB1260から初メイクだったそう。
今まで弟の脇田朋碁という最大のライバルがいて、苦労してきたであろう彼がすごく報われた瞬間に感じて、本人も涙しているのを見て、スノーボードというスポーツってこうやってファンも選手も一体になって楽しめる素晴らしいスポーツだな。
と改めて感じた、そんな大会だった。
でも。
そこで感じたのはそれだけではなくて、
上の4人の赤字を見てわかるように、
日本最高の大会でスーパーファイナルまで残った選手は全員、阪西翔君が育ててきた選手たちだった、という事実に僕は改めて翔君のすごさを知った。
彼がスノーボード界にもたらした功績の大きさ、そして、彼の持つ理論のすごさが手に取ってわかるだろう。
終わりに
いかがでしたでしょうか。
とにもかくにも、この大会は絶対に見て欲しいので、現地で見られなかった、LIVE中継でまだ見てないよ、という方に、ここにリンクを貼っておきますのでぜひ見てください!
COWDAY2017 BIGAIR 本選 LIVE中継
COWDAY2017 JIBBING 本選 LIVE中継(音が出ないそうです)
師匠である、翔君。
今回の大会はまさに彼の理論が勝利した瞬間だったな、と強く思うことができました。
僕もまだまだ彼から理論を学び続けていきたいですし、そこで学んできて自分のものにした理論をもっともっとここでお送りしていきたいと思いますので、これからも絶対について来てください!
画像は
http://sbn.japaho.com/%e5%9b%bd%e5%86%85%e6%9c%80%e5%bc%b7%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%80%e3%83%bc%e3%81%af%e8%aa%b0%e3%81%a0%ef%bc%81%ef%bc%81cow-day-%e3%82%b8%e3%83%a3%e3%83%b3%e3%83%97%e7%b7%a8-%e3%83%ac%e3%83%9d%e3%83%bc/
http://keijiokamoto.com/news/2017/03/18/1218/
を参考