こんにちは。
今日は、あなたが頭ではわかっていても
実際に見落としがちになる、 前提として持っておいてほしい
考え方
について書きたいと思います。
これを突き詰めれば、上達のスピードは
何十倍にもなります!!
逆に、
この考え方・マインドセットがなければ
全く上達できず、
どんどん時間だけが過ぎて行きます。
それでは、
いくらスノーボードが好きだとしても
楽しくありません。
『全然コツがつかめない…』
『色々試したけどできないし
楽しくない…』
『大きな怪我をしてシーズンを
棒に振ってしまった』
僕は、そんな人をたくさん見てきました。
また、
僕自身もこれらのマインドが足らず、
失敗したことも多々ありました。
あなたには当時の僕のように
なって欲しくはない。
そんな強い思いで
書かせていただきたいと思います。
ぜひ今日説明することを常に意識してください。
そもそもマインドというよりは、
スノーボードをするあなたには
自然に持っておいてほしい考えです。
その要素とは…
とにかく基礎に忠実になる
ということ。
は?
そんなの言われなくてもわかってる!
そうなんです。
昔は僕もわかっていた
つもりでした。
でも、『つもり』なだけだったのです。
わかってはいても
浮足立ってしまうもの。
よりかっこいい技を決めたい。
早く上手くなりたい!
スノーボードって、
こうやってどうしても気持ちが流行って
しまうものです。
楽しいですから。
でも、
スノーボードは危険なスポーツ。
これだけは認めてください。
とくに、キッカーやハーフパイプの
スポーツは常にリスクとの
隣り合わせです。
基礎がおろそかでは、
大きな怪我をするリスク
が高まります。
また、基礎の部分ができていないと、
上達の妨げにもなります。
キッカーでストレートが飛べないのに、
540°や720°が回れるはずがありません。
しっかりとオーリーし、
高いジャンプと綺麗な空中姿勢を保つ。
この根幹部分が難しいグラブや
スムーズなスピンの先行動作に繋がります。
カービングも同じ。
ドリフトターンや姿勢がおかしくては、
上手くボードコントロールやができず、
思いもしないときにこけてしまいます。
自分の思った通りの滑りができません。
とにかく、
地に足を着けて
今できる技のクオリティを
上げること。
スピンを練習している人でも、
足りないと感じているなら
ストレートを完璧に、
そして新しいグラブを
試して幅を広げるなど
基本に立ち返り見直すこと
これが大切です。
そこに新たな発見があるでしょう。
よく、僕はこのことを『跳び箱』に例えて言います。
6段の跳び箱が跳べないとき、
普通の人は6段を飛ぼうと練習します。
ですが、失敗を重ねるうち、
飛べないことに心のブロックが入り、
6段なんて跳べない。
そう思ってしまうようになります。
あなたは今できる
5段の跳び箱を跳び続ければいい。
6段という壁の前の5段という壁を跳んで
成功を重ねるうち、
『あれ、俺6段跳べるんじゃないの?』
ある日、そう思えるようになる日が来ます。
そこで6段に挑む。
そうすると、跳べてしまうのです。
少し小さなハードルで飛び続けること。
これを実践してみてください。
次のレベルの技へチャレンジをする目安は、
最低でもその技のメイク率(着地成功率)が
6割くらい。
しっかりグラブもできて、
余裕があるくらいが望ましいです。
スムーズに回れない、メイク率が低いと、
大きな怪我に繋がります!!
プロのライダーも、
調子が悪ければ一日中360°を
飛んで調整することもあります。
僕も調子が悪い時は、
小さなキッカーでストレートや180°などを
飛んで見直すようにしています。
そのくらい、基礎は重要です!
急がば回れ。
着実にできる技を極め、
独自のスタイルを出せる
スノーボーダーは
カッコいいですよ!