ついに!
キッカー
にフォーカスして書きたいと思います。
ワンメイク ともいいますね。
キッカーは飛んだことないけど、
ある程度滑れるようになったし
チャレンジしたい!
新しい技をやり始めたけど、
全然コツがわからない!
こんな方は必ず見て欲しいです!
キッカーでまず持っておいてほしい認識。
それは、
アプローチで9割が決まる
ということです。
アプローチとは、
ジャンプをするまでの滑りのこと。
『いやいや、スノーボードは
空中での動きが1番大事でしょ!』
当然のようにそう思ってる人は
多いと思います。
ですが、大きな間違いです。
アプローチ
そして
滑りのライン取り
これこそが大切なのです。
そして、
1番難しい。
だからこそ、
いかにアプローチで安定した
エッジコントロールができるか否かが
技の成功に大きく影響します。
ストレートジャンプであれば、
いかにスピードを
調整するか。
スピードに負けずに
前足を踏み込めるか
ベストなタイミングで
フラットに抜けられるか。
スピンであれば、
どんなライン
(※身体と板が通る道筋)を描き、
回転のきっかけを作るか。
いかにまっすぐ抜け、
回転力に繋げられるか。
こういったことが少しでもズレることで、
毎回全然違うジャンプになってしまいます。
また、十分に踏み込みが出来なければ、
大きなキッカーでは煽られるため、
非常に危険です。
まだ疑ってますか?
では、考えてみましょう。
空中に飛び出てから出来ることって
ほとんどないんです。
例えば、オーリーや踏み込みを
おろそかにして悪い体制で
空中に放り出されたとします。
そうすると、その悪い体制ままで力が
働きつづけるため、
空中で立て直すのは
至難の業。
また、地上で回転のきっかけを
全く作れていない状態で飛び出した場合。
空中では
身体の力だけで回転できず
綺麗なスピンはできません。
空中に出てからできることは、
膝を縮めて身体を小さくする。
着地地点を目指して目で追う。
回転を調整する。
これぐらいのものです。
リップ(キッカーの発射台の部分)から
飛び出した時の勢いを活かし、
調整することぐらいしかできないのです。
もし、1つのトリック
(この場合はストレートや低回転とする)が
合計90点以上でメイク
だとするならば、
アプローチ(0~100点)
×
空中の調整(0.9~1.1倍)
アプローチが満点なら、空中の調整が
うまく行かなくてもどうにか着地はできます。
これぐらい、
アプローチの重要度は高いのです。
例えどれだけ空中姿勢が綺麗でも、
そもそものアプローチやジャンプが
悪ければ体制はめちゃくちゃになり、
着地はできません。
キッカー初心者のほとんどは
アプローチやライン取りの
考え方が足らないです。
逆にアプローチの技術が伸ばせれば、
メイク率は格段に上がります。
空中での動きではなく、
飛ぶまでの動きを意識する。
あなたも、
まずはアプローチに着眼してみましょう!
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