オーリー?
グラトリでずっとやってたし
わかるから見なくていいや
なんて思ったそこのあなた!!
ここで僕が書くのは、
普段から練習施設やゲレンデで
できている人があまりにも
少ないと強く感じたからです。
特にキッカーを始めたばかりの人は
タイミングや空中姿勢など、
バラバラなことが非常に多いです。
オーリーは基本の姿勢ができて、
その次に取り組むべき基礎です。
基礎ですが、本当に奥が深い。
オーリーが正しくできていないと、
『グラブができない』
『スムーズに回転できない』
『綺麗な空中姿勢が取れない』
『高さが出ない』
いいことなし!
今後スピンをやっていくうえでも
非常に重要になりますので、
ぜひ聞いてください!
逆にこのオーリーさえしっかりできれば、
最悪どんな大きさのキッカーにも
挑めるようになります。
成長も圧倒的に早くなります。
今まで挑戦していたけど
出来なかったグラブが
いとも簡単にできてしまいます。
今までバランスを崩していた
スピンの成功率は倍以上に
跳ね上がるでしょう。
そうすれば、あなたは今まで雲の上の
トリックだった540°やそれ以上にも手が届く。
そんな未来がいよいよ現実化します。
まずは停止している状態で
やってみましょう。
僕も滑る前によくやっています。
撮ってもらったので一緒に
確認していきましょう!
動画の後半にグーフィスタンスの方向けの
オーリーもあります。
【動画の解説】
①
膝を曲げて力を溜めます。
軽く曲げればOKです。
②
左肩・左手を
ノーズ方向に引き上げます。
このとき、目線を落とさず、
前を見続けます。
③
②をしながら、左膝は曲げたまま、
右足だけを伸ばして真上にジャンプします。
左膝をしっかり曲げたままにするため、
左膝と左足首に力を入れて固めます。
右足は右膝が伸ばしきるように、
一瞬で踏み切りましょう。
この時のコツは、
スノーボードをスッと前に
滑らせながら踏み切ること
です。
④
スノーボードが浮いたら、
両膝を引き上げます。
③がタイミングよくできると、
ばいんっ!と
スノーボードがしなって反発してきます。
スノーボードの反発を感じたら、
両膝を引き上げましょう。
左足は曲がった状態で空中に出るので、
右足の引きつけをより意識してください。
上半身も下半身の引きつけと同様に
バランスよく被せてください。
⑤
着地に備えて両足を伸ばします。
⑥
膝で着地の衝撃を吸収しながら、
両足で着地します。
そして、これをオフシーズンでも
気軽に練習する方法があるんです!!!
それは…
『家ティ』
という方法。
イエティとは、富士山の2合目にある、
日本で一番早くシーズンインするスキー場。
それをもじって、『家ティ』。
家の一室や庭などにゴムマットを敷いて、
その上で飛ぶので地面を傷つけません。
この動画のようにある程度スペースが
ある場所でオーリーを練習しましょう!
ゴムマットは
ホームセンターなどで安く買えます。
使わなくなった絨毯などでもいいですね。
僕も学生時代、サークルの部室で
よくやっていました。
ジブやグラトリの練習にもなるので、
ぜひやってみてください。
楽しみながら板に乗る感覚も養えて
一石二鳥!
オーリーは本当にキッカーを
やる上で最も根幹であり、
大事なスキルです。
頭で考えなくても自然にこの動きが
できるようになるまで
練習しておきましょう!
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