こんにちは、はまこーです。
早速ですが、
あなたは今どんなボードに乗っていますか?
ダブルキャンバー?
ロッカー?
フラットキャンバー?
いやいや、
形状とかよりデザインでしょ!
という方もいるかもしれません。
今は色々種類が出ているので、
スノーボードプロショップの店員さんに
聞いても、
『ん~結局よくわからん!』
ってなってしまいますよね?
スノーボード1本で安くても2万円からですので、
自分の中に納得感を持って買いたい!
けどいいデザインなのに性能が合わない
だの、あーだこーだ言っていたら
数時間が経過…
みたいな経験、あると思います。
それで、結局店員に一押しされた板を
信じて買ってみた結果、ゲレンデで初めて、
『う~ん、なんか乗りにくいなあ』
ってなっちゃったりしたことないですか?
今日は、
これから本格的にキッカーやジブなど、
パークを主戦場にしていくにあなたに、
パークであなたの滑りを最大限活かす
ボードをいくつか紹介します!!!
まずキッカーをやっていくのであれば、
形状は絶対に
キャンバー
です。
理由は、
① しっかりと踏むことで安定した
カービングができ、操作性が高い
② オーリーで強い反発を生む
③ キッカーやフリーランだけでなく、
ジブやグラトリもできる。
この3点です。
ここ数年でスノーボードを始めた方だと、
グラトリをまずやりたい、ということで
ロッカー
もしくは
ダブルキャンバー
を選んだ方が多いのではないでしょうか。
僕も最初はグラトリがしたかったので、
初めて買った板はRIDEのAGENDA
というロッカーボード。
さらに次に買った板もロッカーでした。
3枚目で初めてキャンバーに
乗り換えたところ、
最初は硬さや引っ掛かりの多さにより、
乗りこなすには苦労しました。
しかし、
今となっては大きなキッカーやジブ、
高スピードのフリーランなどを行うため、
オールラウンドに使え、滑りが安定する
キャンバーしか乗りたくない!
というのが僕の見解です。
キッカーをメインでやっていく人は、
プロでも、よほどのことがない限り
キャンバーを使います。
ロッカーは逆エッジなどもしづらいため、
グラトリやジブで乗りやすさはあります。
ただ、遊びが多いため、板に甘えてしまい、
本来の滑りの上達を妨げる
のではないかとも思います。
実際、ジブなどを今後やるとしても、
ある程度硬いキャンバーでも全然できます!
逆に、
キッカーを飛ぶ場合は安定感という点で
ある程度硬さや反発のあるキャンバーで
ないと重力や着地に耐え切れません。
ですので、今回は
キッカー初心者も扱いやすい、
・安定感
・オールラウンド
・硬くもあり反発もあるが、
ジブやグラトリもできる
そんな板をいくつかご紹介します。
❶ SALOMON
『OFFICAL』
SALOMONで最もオールラウンドな板。
長年あるモデルで、この板を中心に
SALOMONボードがあるといっても
過言ではありません。
長さも豊富で、男女兼用というところに
この板の万能性が証明されている、
と言ってもいいです。
僕も昔使っていましたが、安定しているし、
硬すぎず、かと言って反発もある。
初めてキャンバーに乗る人は
この板があれば事足ります。
ディレクショナルツイン※ではありますが、
僕はそこまで不自由を感じませんでした。
スイッチも特にやりづらさはなかったです。
※ディレクショナルツインとは
形状は前後が同じ形をした
ツインチップボードで、
重心をディレクショナルボードのように、
やや後ろに設定したボードのこと。
ツインチップボード
ディレクショナルボード
ディレクショナルツインは、
形状はツインボードだけど、
重心が後ろにあるため、
パウダーやカービングなどは
しやすい反面、
スイッチが若干乗りづらい板ではあります。
ツインチップとディレクショナルの
いいとこどりだと思ってください!
❷ RIDE
『HELIX』
X GAME ビッグエアーを制した
角野友基が使用する相棒。
以前のRIDEではDHという名前で
出ていましたが、
HERIXに改名されました。
左右非対称のシェイプの板。
体の左右はバランスが違うため、
板の左右のバランスも異なる方が良い
という人間工学のもと、
設計されています。
性能は角野友基の折り紙つき。
強い反発が来るため、キッカーには最高。
RIDEの中では硬さが真ん中くらいでは
あるものの、紹介している中では硬い部類。
本当に大会を本気で取る人のために
作られた板で、シーズン中これだけを
乗り続けるのは疲れます。
とにかくこれから本気で滑りたい!
そんなあなたにはこの板が
オススメですね。
❸ DEATH LABEL
『MEN IN BLACK』
カービングでは安定感があり、
キッカー初心者、キャンバー初心者
でも安心して乗れる板です。
日本人が日本人向けに製作した板のため、
間違いなく乗りやすい板でしょう。
❹ ALLIAN
『PRISM』
この板も、僕が昔乗っていました。
キャンバーに乗る人ならば、
一度は購入を考えたことが
あるのではないでしょうか。
とにかく軽く、反発があり、安定感もある。
3拍子揃った板で、
ゲレンデではいつも誰かが
乗っているのを見るくらいに
万人から愛されている板。
何より、
ライオンのシルエットがかっこいい!
中井孝治というライダーがBIGキッカーを
飛ぶときに使っている板です。
これじゃないと安定しないんだとか。
いかがでしたでしょうか。
ここで紹介した板は、
長年スノーボーダーから愛されている
指折りの板ばかり。
かなりしっかりした板なので値段は
多少高いかもしれません。
しかし、いずれも長持ちするので、
長期的に愛用してあげてください。
ただ、僕が思うのは、
何よりも滑りのスタイルと、
身長、体重に合った板を
選ぶことが重要だ、
ということ。
カービングメインなら長め、
グラトリやジブメインなら短め、
キッカーやジブメインなら適正くらい
がちょうどいいです。
長さは自分の伸長
マイナス15~20cm
(体重が重い方が長い板に合う)
ブーツも足に合うもので、
つま先が空き過ぎていない
ブーツの方がいいと思います。
特に僕は身長が低いので、
キャンバーは長めのが多く、
サイズがなかなかありません。
162cm、56kgなので、
150cmが最低サイズの
ALLIAN『PRISM』などでは
身長が合わず、
147、148cmあたりの長さが一番
しっくりきています。
海外のブランドではこの長さって
あまりないんですよね。
足も、横に平べったくなっているため、
ブーツによっては靴ズレが
平気で起きるので、あまり高くなくても
ワイドな横幅のあるブーツが
一番しっくりきます。
そういった観点をまず重視して、
板を選んでみてください。
シーズンが明けてから4~9月くらいまでの
時期は昨シーズンの型落ちで
板が半額近くで買えます。
上のような高いクオリティの板も
残っていることが多いです。
10月以降は半額くらいで
セールしてたりします。
ぜひあなたもショップに繰り出して、
残った高品質の板と運命的な出会いを
果たしてくださいね!
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